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2024年09月13日
「センサー技術とIOT」センサー~IoT~マネジメントシステムを開催
一般社団法人高度情報技術活用コンソーシアム理事長赤木健一様のご支援により下記の3社から参加を頂き、登壇者により難しい内容を分かり易くお話頂きました。
また、センサーの動きのデモ実演とドローン撮影の動画上映をして頂くなどとても興味深く引き込まれる時間となりました。
実施詳細
日 時 | 2024年9月3日(火) |
場 所 | 株式会社 グリフィン 会議室 東京都千代田区神田司町2-13 神田第4アメレックスビル8F |
参加社数 | 19社 |
参加人数 | 21人 |
セッション①
(株式会社日立情報通信エンジニアリング:須賀田 勉 氏)
【お客様DXを支えるIoTエッジ向けセキュアマネジメント・プラットフォームの活用提案】
- 会社紹介/事業紹介
- 発表梗概
センサーや製造設備など、さまざまな現場機器からのデータ取得ニーズに対応したエッジシステムの提供に加えて、取得したデータを利活用する際の上位アプリケーション連携や、データセキュリティについて、ユースケースを交えながらご紹介します。
セッション②
(信和産業株式会社:松岡 大道 氏)
【予防診断に有望視!AE(アコースティック・エミッション)センサー】
- 会社紹介/事業紹介
- 発表梗概
製造業では、生産性向上,製造コスト低減や品質安定化に向けて、生産設備の自動化が進んでいます。一方で、生産設備の故障し稼働が停止すると自動化のメリットが失われます。これを防止するために、定期定量で設備の保全活動を実施し、ダウンタイムの削減に取り組んでいます。
現在の生産設備は、自動化に伴って複雑化し、経験のある熟練者が安定稼働を実現しています。しかし、高齢化に伴い熟練者が近年減少し、経験の浅い人でも生産設備の故障予知ができるようにセンサーを活用した保全活動が主流となってきました。しかし、活用するセンサーによっては、生産設備が故障する直前で異常を知らせるセンサーもあります。
今回ご紹介するAEセンサーは、金属がき裂や摩耗発生する際に、人の耳に聞こえない高周波の音響信号が放出されますが、その音響信号を捉えるセンサーです。本センサーの活用するメリットは、他のセンサーと比較して、生産設備の初期異常をいち早く捉えることが出来る点にあります。
当社が提供するAEモニタリングシステムは、故障してから生産設備を修理する「事後保全」ではなく、AEデータを元にメンテナンス計画の立案や最適な保全のタイミングを推測できる「予知保全」をご紹介します。
セッション③
(株式会社サンクレエ:森 正人 氏)
【北海道で「実践活用されている IoTソリューション」のご紹介】
- 会社紹介/事業紹介
- 発表梗概
①映像解析・ドローン利用の獣害対策の事例
ドローンと熱赤外線カメラを使用した大型動物の捜索手法および安全確認方法の検討と検証、ドローンを使用したヒグマ忌避方法の検討と検証、画像と動画解析AIによるヒグマ検知、さらに画像と動画解析AIによる動物個体推定を行うための手法検討をご紹介します。
②バイタルセンサー利用の高齢者専用ウィラブルデバイス
バイタル情報(心拍数、血圧、体温、血中酸素濃度、歩数、位置情報など)のリアルタイム監視により健康状態の管理が可能。病院・介護施設から個人宅まで幅広く見守る事例をご紹介します。
③空圧センサー利用のECMO血栓検知
現在の血栓検知方法は人の耳による異音確認及びライトを使用した目視といった手法ですが、高感度センサーでチューブ内の血栓による空気の動き(音)をスペクトログラムで画像化したあとにAIによる機械学習でノイズ判定を行い血栓の早期検知を可能とする事例をご紹介します。