協会紹介

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一般社団法人東京都情報産業協会(IIT)とは

一般社団法人東京都情報産業協会は、1985年に企業規模の大小にかかわらず、大企業から小企業が多数参加し、設立された情報産業協会です。 会員企業間の相互研鑚や情報交換の場を提供し、会員企業独自で実施することが難しい教育、技術研修や採用活動等を企画、支援するとともに、会員企業の皆様との絆を大事にしている協会です。

IITの基本方針

ICTを活用して、
未来の東京を創るとともに、 IIT会員企業の
イノベーション創出を図る

TOKYO ICT INNOVATION 2025
東京都情報産業協会が「何のために、何を目指して行くのか」を明確にしたIITビジョンを掲げるとともに、具体的な委員会活動に連動させることで、より会員同士の絆を強くする一方、会員拡大という大きな目標を達成し、未来の東京を創るとともに、IIT会員企業のイノベーション創出を図る。
TOKYO INNOVATION – 東京都のICT戦略に貢献しよう
対象:東京地区への『新しい東京』に向けた社会貢献
  • 東京都ICT戦略を踏まえ、「セーフ シティ」「ダイバーシティ」「スマート シティ」の実現をICTの活用により効率化・加速化させ、実行プランの施策推進を支援
  • 各省庁の施策と連動し、Society5.0に該当する超スマート社会への活動を支援
DX INNOVATION –DX時代が求める人材を育成しよう
対象:東京地区のユーザー企業への貢献
  • 東京地域のユーザー企業に対し、IoT(Internet of T hings)やAI(Artificial Intelligence)を活用したアジャイル型開発に向けた人材育成(マネジメント力・外部環境把握力・組織牽引力)の場を提供
  • クラウド・モビリティ・ビッグデータ/アナリティクス・ソーシャル技術のシステム環境整備やパートナー役としての支援
WORK INNOVATION –ICTで働きやすい社会を実現しよう
対象:東京地区のユーザー企業への貢献
  • ビジネスICTツール・テレワーク・クラウドソーシング推進から導入後のフォローを行い働きやすい社会への支援
  • 働きやすい環境の実現を通して、雇用改善や定着率、新たな人材確保へ繋がる支援をする
VALUE INNOVATION – 会員の企業価値向上を目指そう
対象:会員企業の企業価値向上
  • ICTの活用を元に技術革新すべく、各種最新情報の提供を行うとともにトライアル/実践の場を提供し企業価値の向上を支援する
  • ICTに留まらず、協会メンバが集うことで既存ビジネスの強化、新たなビジネス分野の開拓など変化する社会情勢に対応できる取り組みを支援する

会長挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 2025年を迎えるにあたって、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

今年は、昭和100年の年の節目を迎えます。明治生まれの最年長の方を筆頭に、大正・昭和・平成・令和の5世代が共存しており、少子高齢化の影響で、人口ピラミッドは高齢者の人口が多く、子供が少ない典型的な少子高齢化を表す「つぼ型」を示しております。国内外の諸情勢の変化による物価高、エネルギー価格の高騰など、経営環境はより一層難しさを増している中で、とりわけわが国においては、人手不足が引き続き深刻な課題となっており、デジタル技術の活用こそがその解決手段になることは間違いありません。

コロナ禍を経て、ユーザー企業におけるデジタル活用は確実に広まって参りました。その一方で、デジタル化に対応できないユーザー企業も顕在化してきております。そのような企業の皆さまのデジタル化ニーズも、世代交代が進む中でますます高まっていくことは間違いなく、当協会としても、会員企業における新たな人材採用や人材の育成支援により一層注力していく必要があると認識しております。

さて、東京都では、昨年の都知事選を経て、小池政権が3期目に突入しました。 「未来の東京」の実現に向けて、「ダイバーシティ」「スマートシティ」「セーフシティ」の3つの柱を掲げ、さらなる成果が期待されているところです。 当協会では引き続き、2030年に到来する79万人のIT人材の需給ギャップに対応するため立ち上げた「Tokyo P-Tech事業」の趣旨に賛同し、2028年までを見据えて東京都と連携をしているところです。また東京都では、eスポーツの普及と関連産業の振興、若者へのeスポーツ関連業務への啓発を目的とした「東京eスポーツフェスタ」を開催されております。当協会も毎年協賛をさせていただき、微力ながらも、次世代のデジタル産業を担う若者たちの応援に参画しております。

本年、当協会が設立40周年、東京都情報産業協会と改名して10周年を迎えるに当たり、「WITH US 2030」をスローガンとして掲げ、2030年に向けた「東京デジタル2030年ビジョン」を発表されている東京都と共に、デジタル社会の推進を通じて、新時代における共創社会の実現に貢献して参りたいと存じます。 とりわけ会員企業の皆様の企業価値の向上を通じて業界の発展に寄与すること、また働き甲斐のある職場環境づくりを通じて、働く人々の豊かさの実現を目指してまいりたいと存じます。

一方、環境変化に呼応するように社会インフラやサプライチェーンを標的とした高度なサイバー攻撃が増加しております。ここ数年、発注先の中堅・中小企業の被害により、自動車製品を始め、メーカーのサプライチェーン全体が操業停止に追い込まれる事案が発覚するとともに、インターネット産業においても、ランサムウェア攻撃による情報漏洩などのリスク拡大はとどまるところを知りません。これまでよりも広く踏み込んだ領域にまでセキュリティ対策が必要な時代になっていることを実感しております。目前に開催が迫りました大阪万博を控えて、わが国を標的とするサイバー攻撃は一段と激化することが見込まれます。デジタル化が進む一方で、安心・安全なデジタル社会の推進の要請は高まっており、我々に求められる責務の重要性を再認識したいと存じます。

改めて本年は、当協会としても設立40周年を迎える、大事な一年となります。会員企業の皆様の発展を願いますとともに、会員個々のご商売の繁盛と、そこで働く従業員およびご家族の皆様の幸多く、健康なる日々を心よりお祈りいたします。
2025年1月

一般社団法人 東京都情報産業協会 会長 髙梨 輝彦

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