2021年IIT髙梨会長年頭のご挨拶

2021年の年頭に当たり、新年のご挨拶を申し上げます。
新型コロナウィルス感染症に罹患された方々とご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈り申し上げます。また、感染拡大の防止や、治療などに日々ご尽力されている保健機関、医療従事者の皆様に深く敬意を表し、感謝申し上げます。

昨年は、新型コロナウィルス感染症の拡大により、わが国においても東京オリンピック・パラリンピック競技大会の延期を始め、三密回避、移動制限などのコロナ対策によって、全産業がビジネスモデルの転換を余儀なくされました。

さて、近年のIT業界に目を向けますと、デジタル庁の創設を中心とした行政のデジタル化、テレワークの導入、遠隔医療・教育のデジタル化、DX(デジタルトランスフォーメーション)、IoT、AI、5Gなどが社会から関心を集め、デジタル化は急加速しています。
また、環境変化に呼応するように社会インフラやサプライチェーンを標的とした高度なサイバー攻撃が増加しており、これまでよりも広く、踏み込んだ領域にまでセキュリティ対策が必要な時代になりました。

こうした状況の中、安心・安全なITソリューションに対する社会からの要請は高まっており、提供する我々に対する期待も相当なものと認識しております。
当協会は、昨年発足35周年を迎えるにあたり新たなIITビジョンを策定し、皆様とともに来るべき2025年をターゲットとしてスタートを切りたいと考えております。
特に、東京都では4つの柱に基づいた「都民ファーストでつくる『新しい東京』」を掲げ、ICTを活用した5年後の東京の姿と施策展開を示している所です。当協会においても、東京都とともに歩むことを通じて、会員企業の皆様の企業価値の向上と人材育成、また働きやすさの実現を目指してまいりたいと存じます。
また、東京オリンピック・パラリンピック大会の開催によって、全世界に向けて、日本が誇るICTの力を大いに活用した超スマート社会の姿を東京から発信できることを期待しております。

終わりに、会員各位のより一層のご活躍とご発展、また従業員の皆様の健康を祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。

会長 髙梨 輝彦